被災地支援をきっかけに、食品ロスの削減に取り組んできたジャーナリストの井出留美さんが7月22日、岩手県盛岡市で講演し、食品ロスが環境や社会に及ぼす影響の大きさについて訴えました。
県法人会女性部会が22日、盛岡市で開いた講演会には、県内の女性経営者など約100人が参加しました。
講師を務めたのは、食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さんです。
長年、食品メーカーに勤めていた井出さんは、東日本大震災の被災地支援に出向いた際、避難所で廃棄される食品の多さに衝撃を受け、食品ロス削減を目指す会社「オフィス3.11」を設立しました。
井出さんは、2024年度、国内でごみ処理にかかった経費が2兆4000億円を超えていることや、食品ロスが世界3位の温室効果ガスの排出源になっていることを踏まえ、環境や社会に及ぼす影響の大きさを訴えました。
食品ロス問題ジャーナリスト 井出留美さん
「一人が変えないと変わらない。(食品ロスを)ゼロに近づけることが、私たちそして若い世代の暮らし、地球上にいる他の人の暮らしも良くなるはず」
会場では、家庭で余った食品の寄付を募るフードドライブも実施され、参加者は、食品ロスを減らすため、22日からできる取り組みに意識を向けていました。
