岩手県大槌町で4月に発生した山林火災について、東北森林管理局などが現地調査した結果、被害の大半は、地面付近が燃える「地表火」によるものだったことが明らかになりました。

大槌町で発生した大規模な山林火災について、東北森林管理局は学識経験者らと共に6月17日からの3日間、現地調査を行いました。

山林火災には種類があり、落ち葉や下草が燃える現象は「地表火」と呼ばれる一方、木の全体が燃える現象は「樹冠火」と呼ばれ、延焼がより拡大しやすくなります。

現地調査の結果、スギ林の被害は「地表火」によるものが大半で、「樹冠火」は急斜面の林など一部にとどまったことがわかりました。

また発生当日については最大瞬間風速が21.3m/s、最小湿度が9%となった気象条件が延焼の拡大につながったと分析しています。

そのうえで、学識経験者は「被害があった斜面では、長期的には土壌を維持する機能が低下すると考えられ、早期の再生が必要だ」と指摘しています。

岩手めんこいテレビ
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