ミニボートのエンジンが故障 男女2人を救助
宮城県石巻沖で7月20日、ミニボートのエンジンが故障し、航行できなくなる事故があり、乗っていた男女2人が救助されました。けがはありませんでした。
石巻海上保安署によりますと、20日午前11時45分ごろ、「2人乗っているミニボートが故障して動けなくなった」と118番通報がありました。
現場は石巻市北上町十三浜沖で、海上保安署から事案の共有を受けた水難救済会の救助員1人が、近くにいた釣り船と協力し、ミニボートに乗っていた56歳の男性と53歳の女性を救助しました。
2人はいずれも救命胴衣を着用していて、命に別条はありませんでした。
水難救済会とは
救助にあたった水難救済会は、沿岸で遭難した人や船の救助を担う民間ボランティア組織で、全国組織の公益社団法人「日本水難救済会」のもと、各地の地方水難救済会や救難所が活動しています。
石巻海上保安署によりますと、宮城県内には16か所の救難所があり、約500人の救助員が活動しています。
救助員の多くは地元の漁師で、海に常駐はせず、事故の連絡を受けて対応できる救助員が現場に向かう仕組みで、今回も事案の共有を受けた救助員1人が現場へ駆け付けました。
救助員は日頃から訓練を行っていますが、訓練の内容や頻度は地域の実情に応じて異なるということです。
日本水難救済会によりますと、全国で約5万人のボランティア救助員が活動していて、海難救助だけでなく水難事故防止の啓発や災害時の支援活動なども担っているということです。
マリンレジャーが増える夏 注意を呼びかけ
石巻海上保安署は、夏場はマリンレジャーを楽しむ人が増えるとして、出航前にエンジンなどの点検を行うことや、救命胴衣を必ず着用することなどの対策を呼びかけています。
