センダイガールズプロレスリング・通称「仙女」にこの春入門し、6月、プロテストに合格し、7月12日、運命のデビュー戦に臨んだ高野玲菜選手。プロレス歴わずか3カ月!新人レスラーの晴れ舞台に密着しました。
6月13日、見事デビューへの切符をつかみ取った仙女の新人・高野玲菜選手。
高野玲菜選手
「諦めなくてよかったなって」
運命の一戦を5日後に控え、練習にも熱が入ります。
7月9日で、旗揚げ20周年を迎えた仙女。高野選手のデビュー戦は、そんな節目の年・一番のビッグマッチで行われます。
高野玲菜選手
「初めての試合する姿をみんなに見てもらって、自分のすべてをリングで出せるように」
髪を27センチも切り、晴れ舞台に向け、気合は十分!一方…
里村明衣子代表
「そのエルボーじゃ、全く動じないと思う。だって体重倍なんだもん。(アジャコングさん)体重100キロ以上あるのに…」
デビュー戦の相手は、女子プロレス界のレジェンド、アジャコング選手。プロレス歴わずか3カ月の高野選手にとって、あまりにも大きい壁です。
そんな難敵に挑むため、トレーニングはリングを降りても続きます。
高野玲菜選手
Q.一日何合食べている?
「4…」
およそ3か月で5キロの増量に成功した高野選手。確かな自信もつけ、あとは、気持ちをもってぶつかるだけです。
高野玲菜選手
「すごく緊張、怖さがありますね。技術とかも大事だけど気持ちで負けたらそこで終わっちゃう。何も残せないと思う。そこは絶対に負けないように頑張りたいと思います」
西ノ入菜月アナウンサー
「まもなく試合開始です。会場の外には、多くの仙女ファンが駆けつけています!」
観客
「高野選手のデビュー戦見たくて来ちゃいました」
「アジャさんにどれくらい向かっていけるのか、その度胸が見たい」
全国から4000人を超えるプロレスファンが見守る中で迎えたデビュー戦当日。
高野玲菜選手
「食らいついて食らいついてやり返してやり返して、心折れずに立ち向かって行きたい」
そして…
「赤コーナー、本日デビュー、茨城県出身、高野玲菜~!」
高野玲菜選手
「皆さんの拍手や歓声が聞こえて。ここから始まるんだなって」
4歳年上のYUNA選手とタッグで挑む大舞台。みなぎる闘志を抑え、その時を待ちます。
はじまった高野選手の挑戦。苦しい練習で磨いてきた大技を、次々と繰り出していく高野選手。
しかし、ここで、あのレジェンドが立ちはだかります。
今まで経験したことのない強烈な一発。さらに…
練習してきた攻撃は一切通じず…。激痛が体を襲います。
限界を迎えたかに見えた、その時でした。
「玲菜!玲菜!」
高野玲菜選手
「気持ちで負けたらそこで終わっちゃう。そこは絶対に負けない」
大声援が高野選手を奮い立たせます。
気力を振り絞り、最後まで諦めずに立ち向かう高野選手。しかし…
プロレスラーとして初めてリングに立った14分23秒。流した涙は、きっと次につながるはずです。
高野玲菜選手
「試合してみてプロレスって難しいし…一発一発の技がすごく重くて痛かったです。これがプロレスかって思いました」
夢舞台での挑戦は始まったばかり!プロレスラー・高野玲菜としての新たな物語を、ここから紡いでいきます。
高野玲菜選手
「仙女のプロレスラーになった以上、もっと強いプロレスラーになって、もっと多くの人がプロレスが大好きになっていただけるように頑張りたいなって思っています」
