双眼鏡を使って海を見つめる男性は、鹿児島・霧島市の温泉施設で行方不明になった5歳の保育園児・田中嶺臣ちゃんの父親です。
田中嶺臣ちゃんの父親:
一生懸命、嶺臣が見つかることを願って見ているだけ。
3分ほど目を離している間に行方が分からなくなった嶺臣ちゃん。
3週間以上たった今も見つかっていません。
これまでは川が中心でしたが、15日に初めて海を捜索。
両親や親族など約20人、さらにはボランティアの漁協関係者などが集まりました。
その1人、地元の漁師・岩元さんは、仲間に呼びかけて漁船7隻で出動しました。
湾内をしらみつぶしに捜します。
県漁協 錦江支所・岩元勇雄さん:
お父さんの気持ちになったら何とかしてあげたい。
行方不明になってから毎日欠かさず現場を訪れているという父親は「漁協組合の皆さんにはとても感謝している。見つかる可能性はあるので、一生懸命見て捜して見つけたい」と話します。
海の上で4時間ほど行われた捜索。
しかし…。
田中嶺臣ちゃんの父親:
海に出て捜索する機会はこういうことでしかないと思うので、見つからなかったのは残念。
17日は、川の状況を見ながらタイミングを調整していた消防が、警察とあわせて約70人の態勢で現場周辺を一斉捜索する予定です。
