物価高による生活苦を理由に、東京で不特定多数の人を無差別に殺害しようと準備したとして、富山県滑川市の無職の男(53)が殺人予備の疑いで逮捕された事件で、男の身柄が14日、富山地方裁判所に移送されました。また、男は2008年に発生した東京・秋葉原の無差別殺傷事件を意識していたとみられることや、予約した高速バスが「片道のみ」だったことが新たに分かりました。

富山地裁へ移送される容疑者
富山地裁へ移送される容疑者
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秋葉原事件を意識か 帰りのバスは予約せず

殺人予備の疑いで逮捕されたのは、富山県滑川市上小泉の無職・毛利勝己容疑者(53)です。

警察によりますと、毛利容疑者は東京都内で不特定多数の人を殺害しようと計画。富山発東京行きの高速バスを予約したうえで、自宅でリュックサックにナイフ1本を入れるなど、殺人の準備を進めていた疑いが持たれています。

警察への取材から毛利容疑者は帰りの切符は予約していなかったことが新たに分かりました。また、2008年6月に発生した東京・秋葉原の無差別殺傷事件を意識していたとみられることも新たに分かりました。

毛利容疑者は、「物価高による生活苦などから死にたいと思い、東京で無差別殺傷事件を起こせば、射殺されるか死刑になって死ぬことができると考えた」と供述しているということで、片道のみのバス予約となれば、事件を起こして東京から戻るつもりがなかったこともうかがわせます。

自宅でナイフをリュックに 11日に逮捕

富山県警察本部
富山県警察本部

警察は11日、毛利容疑者が不特定多数の人の殺害を計画しているとの情報を入手。1人暮らしをしている滑川市上小泉のアパートで身柄を確保しました。毛利容疑者は自宅でリュックサックにナイフ1本を入れるなど、殺害の準備を進めていたとされています。

毛利容疑者はおおむね容疑を認めており、警察は具体的な実行計画の詳細についてさらに調べを進めています。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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