秋田県能代市で11日、再使用ロケットの開発に向けた小型実験機の飛行試験が行われました。実験機は正常に飛行し着陸に成功したということで、再使用ロケットの実用化に向け、一歩前進しました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日に能代市で、繰り返し飛行することができる再使用ロケットの開発に向けた小型実験機の飛行試験を行いました。
将来の再使用ロケットは、使い捨てロケットとは異なり、同一の機体を使って短時間での繰り返しの運用が求められます。
11日の試験で、実験機は約40秒間飛行し、最高で11メートルほどの高さまで上昇。約16メートルの距離を水平に移動し、着陸に成功したということです。
試験を取り仕切ったJAXA研究開発部門・研究開発マネージャの伊藤隆さんは「安全を重要視して時間をかけて進めてきた。ようやく無事に飛行試験を迎えられて、離着陸してくれてほっとしている」とコメントしました。
この飛行試験は3月に行われる予定でしたが、機材トラブルなどで延期されていました。
今後の試験については、今回得られたデータなどを踏まえて実施するかどうか決めたいとしています。
