日中の最高気温が27.1度を超えると、自宅での熱中症による死亡リスクが高まることが東京大学大学院の研究で分かりました。まちの人に「最高気温27.1度」と聞くと、どのような印象を持つかを聞きました。

◆東京大学大学院などの研究が示した「自宅での熱中症の死亡リスク」

(まちの人は…)
「びっくりしました。30度以上かと思っていたので」
「意外と低いのにリスク高いなと思います」

日中の最高気温が27.1度を超えると自宅で熱中症で死亡する人が出始め、さらに、31度を超えると5日たっても体に暑さの影響が残り、死亡リスクが高い状態が続く・・・。東京大学大学院などの研究で分かりました。

◆エアコンを使っていない人は特に…気温が上がるほど“死亡リスク”も上昇

また、エアコンを使っていない人と、使っている人を比べると、気温が上がるほど死亡のリスクが上がり、最高気温33度で3倍以上、36度で7倍以上になっていたということです。

◆原因は「エアコンの不適切な使用」 冬季の設定のままにしていませんか?

一方、こちらは、屋内で死亡した人のエアコンの使用状況です。エアコンの電源がオフ、未設置が75%近くを占めますが、エアコンの電源がオンでも亡くなった人が6.5%います。

これは、冬に設定した時のまま、「暖房」になっていたり、送風口にほこりが詰まっているなど、エアコンの不適切な使用が原因とみられています。

◆夏場の「室内温度」は「エアコン設定温度」で調節を

(まちの人は…)
「あんまり温度を低くすると電気代が高くなるので(設定温度を)高くしています」
「(設定)温度を27度くらいまで上げている。あんまり寒いと足から冷えてくるので」
「25度くらいの風が出てると思ったら急に熱い風が出たり、調子悪くなる」

環境省の推奨する夏場の室内温度は28度ですが、あくまで室内温度の目安で、エアコンの設定温度ではありません。日差しの強い日中などは、設定温度を低めにするなどエアコンを適切に使用することが命を守ることにつながります。

岡山放送
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