FIFAワールドカップ2026のベスト4が出そろい、準決勝の対戦カードが決まりました。
14日はスペインとフランスが激突しますが、対戦を前にスペインの元首相の言葉が物議を醸しています。
スペインのマリアーノ・ラホイ元首相は10日、地元のデジタルメディア「エル・デバテ(El Debate)」にコラムを寄稿し、フランス代表について「試合結果はどうなるだろうか?予想するのは容易ではない。フランスは2度の優勝経験があり、(中略)FIFAランキング1位だ。また、とてもハイレベルなチームだ。ただし、フランス人はいない。」と記しました。
これに対し、フランスメディアは「人種差別的暴言だ」などと猛反発しています。
スペインのサンチェス首相もSNSに「いまだ人格を出生地や肌の色で判断する人がいるようだ。スペインは愛国心と国に貢献する人を尊重する。フランス代表へ、準決勝で会いましょう。より優れたチームが勝利し、人種差別が敗北しますように」と投稿しました。
フランス代表に対する侮辱的投稿はこれだけではありません。
アルゼンチン・メンドサ州のエベ・カサド副知事は4日、決勝トーナメント2回戦でフランスがパラグアイに勝利した後、「パラグアイ、お疲れ様。アフリカのチームはマナーが悪い。エムバペは我慢ならない」と投稿し、自国民からの批判コメントが殺到しました。
地元メディアによりますと、この投稿を受け、在アルゼンチン・フランス大使館はカサド副知事を「ペルソナ・ノングラータ(好ましからざる人物)」に指定し、フランスへの入国禁止処分を発表しました。
フランス代表を巡っては、パラグアイの国会議員がSNSでエムバペ選手を中傷。
これに対してエムバペ選手が「職務にふさわしくない」と反撃し、社会問題に発展しています。
