山林などで発生した火災を迅速に消し止めるため、ヘリコプターを使った放水訓練が新潟市秋葉区で7月9日、行われました。
ゆっくりと離陸する県の防災ヘリコプター。機体の下には、大きな給水容器がつり下げられています。
地上では消防隊員がそれぞれ自分の持ち場につき…
【記者リポート】
「ヘリコプターのものすごい風を受けながら、いま給水作業が行われています」
ヘリコプターにつながれた容器へと消防隊員がタンク車からホースで給水していきます。
これは秋葉消防署と県の消防防災航空隊が毎年実施している林野火災を想定した訓練です。
9日は地上からの放水が難しい地点にヘリで向かいタンクの水をまく手順を確認。ヘリコプターで川から直接水をくみ上げる訓練なども行いました。
【新潟県消防防災航空隊 坂井茂樹 隊長】
「ヘリコプター、よく上空から水を落としている映像があると思うが、その前に着陸して地上の職員から水を入れてもらう。いかに連携をスムーズに行って速やかに行うかがカギになってくる」
今年4月には岩手県大槌町で大規模な山林火災が発生。
平成以降、国内で2番目の規模となったこの火災の現場には、今回、訓練に使用したヘリコプターも向かったといいます。
過去10年の県内の林野火災発生件数は年間平均17件。
原因としてはたき火が最も多く、9割ほどが人為的要因だったということです。
【新潟市秋葉消防署消防課 村木雅史 課長】
「この3月に林野火災注意報警報が制定され、火の使用が制限された。風が強い日や空気が乾燥している日には極力、野焼き等実施しないようお願いしたい」
