秋田県と秋田市が、浮体式洋上風力発電を海底につなぎ留める係留ケーブルを生産しているオランダのファイバーマックス社と、事業の連携に向けて合意したことが分かりました。秋田市への生産拠点の誘致に向け一歩前進です。
鈴木健太知事と秋田市の沼谷純市長は、洋上風力発電関連企業の視察などのため、オランダとデンマークを訪問しています。
県によりますと、現地時間の8日、県と秋田市、それにオランダのファイバーマックス社のほか、風力発電事業を手がける秋田市のウェンティ・ジャパンなど6者が、事業の連携に向けた基本合意書を交わしました。
合意書には、秋田を中心とした浮体式洋上風力発電関連の供給網の構築に向けて連携することや、ファイバーマックス社が事業が成立するかどうかを見極める調査に県と市が協力することなどが盛り込まれています。
オランダの合成繊維メーカー・ファイバーマックス社は、浮体式洋上風力発電の風車を海底につなぎ留める係留ケーブルを生産しています。
日本国内の生産拠点の候補地に秋田市を挙げていて、2025年10月に県や秋田市と覚書を交わしていました。
ファイバーマックス社は2029年までに生産拠点の建設に着手する方針です。
このあと鈴木知事と沼谷市長は、デンマークの大手風力発電機メーカー・ベスタスなどを訪問し、12日に帰国する予定です。
