センダイガールズプロレスリング・通称「仙女」に、この春加わった高野玲菜さん、18歳。4月の入門からおよそ2か月半。6月、デビューへの最終関門、公開プロテストに臨みました。果たして、その結果は…。
観客「頑張れー!!!」
観客たちが固唾をのんで見守る先には…。憧れのリングに立つことを夢見て、大きな試練に挑んだ一人の選手の姿がありました。
今年4月、練習生として「仙女」に加わった、茨城県出身の18歳、高野玲菜選手です。
高野玲菜選手(4月)
「仙女は女子プロレスで一番かっこいいなって思って、入るならここがいいって思いました」
高校を卒業したばかりの高野選手。初めての一人暮らしにも悪戦苦闘しながらプロレスの基礎を学び、厳しい練習に取り組む日々を過ごしてきました。
高野玲菜選手
「ついていくのがきついなって感じたこともあったんですけど、きつかった分、自分の身になっていると感じる」
入門から2カ月あまり。試合会場の設営にも手慣れてきた高野選手。特別な思いで、この日を迎えていました。
高野選手
「緊張もあるが、2か月間練習してきたことをすべてきょうのプロテストで出して合格できるように…」
プロとしてリングに立つ資格があるかどうかを審査する、デビューへの最終関門・プロテスト。入門2か月での挑戦は異例の早さだといいます。
仙女代表取締役 里村明衣子社長
「なかなかいないですね。普通プロテストは公開ではなく、道場でテストをして判断する。本番に強いかはお客様の前に出てみないとわからない。3、4回落ちている選手もいる。等身大で頑張ってほしい」
デビューはゴールではなくスタート。夢の舞台への切符は、誰にでも与えられるわけではありません。
会場には、そんな高野選手の挑戦を見届けようと、早い時間から多くのプロレスファンが駆けつけました。
高野玲菜選手
Q.合格する自信は?
「100%です。それくらい強気でないとって思っています」
そして、ついにその時が訪れます。
テストの内容は全部で13項目。基礎体力を試すものからロープワークやスパーリングといった実践的なものまで様々。プロとしてリングに立つために必要な技術・体力・気力…全てが試されます。
インターバルはわずか10秒ほど。息を整えるひまもなく次の種目がやってきます。
最終種目にして最大の難関、スクワット200回。
「がんばれ!」「いけるぞ!」
大声援を背に最後の力を振り絞ります。
憧れのリングに立つことを夢見て。厳しい練習に打ち込んできた2か月間。そして…
全てを出し切った高野選手。果たして結果は…
里村明衣子代表
「本日の高野玲菜のプロテストは…合格とさせていただきます!」
不安とプレッシャーを乗り越え、つかんだ憧れのリングへの切符。思いがこみ上げます。
高野玲菜選手
「めちゃめちゃ嬉しい…よかったぁ…諦めなくてよかったなって思いました」
高野玲菜選手。18歳。憧れ続けたリングに挑む、新たな物語が始まります。
高野玲菜選手
「私のプロレスラーの目標は、仙女で日本武道館に行くことと、プロレスラーになってたくさんの夢を叶えることです!よろしくお願いします!」
