福井県内は10日も午前中から気温が上がり、小浜では最高気温が35度を超え、今年県内初の猛暑日となりました。梅雨明けを待たず連日厳しい暑さが続く中、学校現場の熱中症対策を取材しました。

吉田圭吾アナウンサー:
「午前中ですがじりじりと太陽が照りつけ、気温は30度を超えています。この暑さの中、小学校では連日、熱中症対策を行っています」
  
福井市の上文殊小学校、10日は午前9時半に最高気温が30度を超えました。
  
養護教諭の西尾さんが向かったのは、グラウンドです。
「34.1。34を超えているので外遊びはできませんね」
    
チェックした数字は、気温や湿度などから算出される国際的な指標WBGT、通称・暑さ指数です。
     
文部科学省は熱中症を予防するため、暑さ指数31以上で原則、屋外活動を禁止しているため、養護教諭が掲示板で外遊びの禁止を児童に伝えます。
 
掲示板を見た児童たちは「31以上や…きょうもダメやん」「体育館行こう」と外遊びをあきらめて引き返します。

午前中の休み時間、体育館の暑さ指数は「積極的な休憩をとれば活動可能な28」に。さっそく児童たちは、水筒を持参して体育館で球技を楽しみました。
   
一方で、外遊びを楽しみにしていた児童は「外でブランコしたかった」としながらも「熱中症対策だから仕方ない」と理解を示します。
  
上文殊小学校では5月以降、1日に3回、グラウンドや体育館などエアコンを設置していない場所の暑さ指数を計測し、児童の熱中症防止に役立てています。
  
指数に合わせてプール学習を午前中の1限目に移動するなど、臨機応変な対応にもつなげています。
 
西尾教諭は「危険な暑さの時は外に出てはいけないが、外遊びで得られるものもあるのでバランスが大事」と話します。
  
今年の夏も猛暑が予想される中、学校では児童を熱中症から守る取り組みが続きます。

福井テレビ
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