能登半島地震の影響で一部区間の運行となっている黒部峡谷鉄道のトロッコ電車。10月の全線開通に向け進む復旧工事の現場が公開されました。

黒部峡谷鉄道のトロッコ電車は、おととしの能登半島地震の影響で宇奈月駅から猫又駅までの区間に限って運行しています。

地震で損傷したのは宇奈月駅から約13キロの地点にある鐘釣橋で、標高760メートルの東鐘釣山から落石があり、合わせて15カ所の損傷が確認されました。

7日はその復旧工事の様子が公開されました。

*リポート
「今年10月のトロッコ列車全線開通に向けて落石被害のあった鐘釣橋では復旧作業が行われています。今日は1番被害の大きかった部分の補修が行われています」

損傷した橋の部品の取り替え作業などが行われていて、損傷した15カ所のうち6日までに6カ所の復旧したということです。

今月中には15カ所すべての復旧が完了し、来月からはレールや枕木などを補修し、実際にトロッコ電車を走らせる予定です。

その後、橋より奥にある駅の設備や駅舎などを整え10月1日の全線開通を迎えます。

*黒部峡谷鉄道 設備管理部 坂井政彦部長
「協力会社のご協力により天候にも恵まれ順調に工事は進捗している」

一方、欅平駅周辺では法面の補修工事が来年まで続く予定で、駅周辺の多くのエリアは立ち入り禁止となります。

そのため、欅平で乗り降りできる人数を制限するとしています。

また、延期となっていた「黒部宇奈月キャニオンルート」は10月2日に一般開放されます。

*黒部峡谷鉄道 設備管理部 坂井政彦部長
「立山黒部アルペンルートも含めこのキャニオンルートツアーを楽しんでもらえるよう、設備を修理したうえで安全安心の鉄道運行を果たしていく」

富山テレビ
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