経営再建に取り組む富山市のジェネリック医薬品メーカー「日医工」の決算が発表され、3期連続で増収増益となりました。安定した出荷体制が維持できているとし、岩本紳吾社長は「再生のフェーズが完了した」と宣言しました。
*日医工 岩本紳吾社長
「今年度の3月をもって、再生のフェーズが完了したことをお知らせいたします」
日医工の今年3月期の決算は、「売り上げ」が1337億円、本業のもうけを示すコア営業利益は74億円といずれも前期を上回りました。
ほかの医薬品で代替可能なものや採算が採れないものを取りやめ、現在の販売品目は779。このうち出荷が安定している製品は全体の96.9%で、前期より3ポイント近く増えました。
出荷停止や限定出荷となっている品目は前年より減ったものの、合わせて34あり、引き続き0を目指していくとしています。
日医工は2021年に不正製造が発覚してから、経営再建に取り組んでいて、岩本紳吾社長は「3月をもって再生のフェーズが完了した」と述べました。
また、生産効率を上げるため、今後もほかのメーカーとの協業を進め、医薬品の安定供給につなげたいとしています。
