FIFAワールドカップ2026で、アメリカ代表・バログン選手の退場処分が猶予された問題で、ブラジルのサッカー連盟はトランプ大統領の発言に反論する抗議の声明を発表した。
アメリカのトランプ大統領は6日、バログン選手の出場停止につながったレッドカード判定について、「ひどい。私はファウルではないと思った」と述べた。
また、当該のアメリカ対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の主審を務めたブラジル出身のクラウス氏について「過去を調べたら少し怪しい」と持論を展開した。
この発言に対して、ブラジル・サッカー連盟は「ラファエル・クラウス氏は現役最高峰の審判員の一人として世界的に認知されている。そのキャリアは、卓越した技術、倫理的な振る舞い、そして競技に対する絶対的な敬意によって築かれてきた。その信頼性を損ない、疑惑を裏付けるような事柄は一切存在しない」として、トランプ大統領の発言を否定した。
また、「クラウス氏の誠実さに疑念を抱かせるような示唆は断固として認めない」と、強く批判した。
ブラジルサッカー連盟の公式ホームページに掲載されているクラウス氏の審判歴によると、ラファエル・クラウス氏は46歳。
ブラジルのプロリーグの試合で主審を務めているほか、2022年のW杯カタール大会や24年の南米選手権でも主審を務めている。
