2025年2月に岩手県大船渡市で発生した山林火災で焼けた「被災木」の活用が進んでいます。
土砂の流出を防ぐ「治山ダム」の整備にも被災木が使われていて、岩手県は7月6日、盛岡市の工事現場を公開しました。

盛岡市浅岸の工事現場では、県が2026年3月から土砂の流出を防ぐ「治山ダム」の整備を進めています。
ダムの型枠には2025年2月に発生した大船渡市の山林火災で焼けた「被災木」を使用。
型枠は約30本スギの木を長さ4mの板に加工し、5mほどの高さまで積み上げコンクリートを流し固めるために使われます。

被災木は2025年、県などが実施した強度調査で通常の木材と遜色ないと評価されていて土木工事への使用も支障はないということです。

治山ダムは10月の完成を予定していて、型枠は撤去されずにそのまま残されるということです。

県森林保全課 丸山塁技術主幹
「木材利用の底辺を広げていくことが、被害材の利用につながり、林野火災の復旧・復興につながるので、被災木を使うことを考えてもらえれば」

さらなる被災木の活用に向け、県ではこのほか西和賀町など7カ所でも被災木を使った治山ダムや林道の整備を進めています。

岩手めんこいテレビ
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