バドミントンの世代別日本代表に2年連続で選出された新潟市の中学2年生・天野愉斗選手。世代トップクラスの実力を持つ天野選手だが、競技を始めた当初は出場する大会で予選敗退が続いていたという。そんな天野選手の転機となったきっかけや強さの秘密、将来の夢に迫った。

■世代別日本代表に2年連続選出!天野愉斗選手

軽快なフットワークに力強いスマッシュを見せるのは、新潟市にある豊栄ジュニアバドミントンクラブの天野愉斗選手(13)、中学2年生だ。

「相手がミスをするまで頑張って粘って点を取ったときが一番楽しい」と話す天野選手は、中学1年生だった2025年7月、3年生も出場する新潟県中学総体で優勝。

世代別の日本代表に2年連続で選出されている。

「トップの環境でプレーするのは楽しいし、意識も上がる」

■強さの秘密は粘り強い守備

そんな天野選手の持ち味は粘り強い守備だ。

相手が決めたと思ったショットでも地面ギリギリで何度も拾い、長い時は1分以上続くラリー戦を展開して粘り勝つ。

これこそ天野選手が得意とする試合運びだ。

「相手を後ろに下げるショットを打って動かして疲れさせる。その次に前に詰めたりして点を取る」

■当初は大会出場も予選敗退…転機は?

実力は世代トップクラスだが、ここまでの歩みは順風満帆ではなかった。

「北信越大会に出場する選手にずっと負けていて、全国大会に行けなかった」と話す天野選手。

小学1年生からバドミントンを始めた天野選手だが、出場した大会のほとんどが予選で敗退。

小学5年生のときに初めて全国大会に出場したが、緊張して1回戦で敗退したという。

「全国で勝ちたい…」その思いで挑戦したタイ遠征がターニングポイントになったと振り返る。

「(海外選手の)テクニックとか体の強さとか全然違う。スピードを上げたり、できるだけ小さい力で相手を押すように意識した」

すると13歳以下の大会で海外選手を相手にいきなり優勝。ここから天野選手の快進撃が始まる。

小学6年生の時、小学生年代の最高峰の大会・ABCバドミントン大会に出場して全国5位になると、4カ月後には全国小学生大会でベスト8入り。

世代別日本代表の選考会の参加資格を手にして見事選出された。

天野選手は「選考会もきつい試合が多くて競った試合も多かったし、その中でも頑張れたので選考に勝てたのはうれしかった」と笑顔を見せる。

そして、25年9月には上級生も出場するジュニアオリンピックカップで全国ベスト16に入った。

■将来は「全英オープンで優勝」

そして今、照準を合わせているのが7月の中学総体だ。

「県大会で2連覇して、全国で上級生に一人でも多く勝てるように頑張りたい」

その先の夢。それはバドミントン発祥の地で頂点に立つことだ。

「全英オープンで優勝する」

力強く話す天野選手の進化は続く。

NST新潟総合テレビ
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