北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地の移転先が、恵庭市の西島松地区に決まりました。
エスコンフィールド北海道があるFビレッジを上回る約46ヘクタールの広大な敷地に、スタジアムや屋内練習場、選手寮などを備えた一大拠点が誕生します。
新たな2軍本拠地ではどのような楽しみ方ができるのでしょうか?
そして恵庭市はどのように変わるのでしょうか?その可能性を探りました。
予定地はJR島松駅と恵み野駅の間に位置し、札幌駅からJRで約30分、エスコンフィールド北海道からは車で約20分の距離です。
1軍と2軍の選手の行き来が容易になるほか、ファンにとっても昼間にファームの試合を観戦し、夜はエスコンフィールドでナイターを楽しむといった”はしご観戦”が可能になります。
新施設の核となるのは、3000人から5000人を収容するスタジアム。そして隣接して屋内練習場や選手寮を整備。選手たちは住まいからすぐに練習場やスタジアムへ移動できる環境が整います。
また敷地内にはキッズ球場やグラウンドも設けられる予定のほか、1階に店舗、2階に住居を備えた建物も計画されており、地域住民も日常的に選手の姿を身近に感じられる空間となりそうです。
栗山CBOは会見で「世界のトップアスリートが訪ねリハビリをするなど、人が集まってくる施設になればいいという夢がある」と構想を語っています。
Fビレッジの約32ヘクタールを超える広さを持つ敷地には、将来的な開発の余地も十分に残されています。
新たなまちづくりの拠点として、今後の展開にも注目が集まります。
「家族で出かけられたり、食事や遊びに行けたり、近い所で楽しみが増えると思うので、そういう期待もしている」
「何年も前は“恵庭って通り過ぎるだけの町”と言われることがすごく多かったが、これ(2軍本拠地誘致)を契機にもっと良いまちづくりが進むのではないか」(いずれも恵庭市民)
ファイターズが恵庭にやって来る!
待ちに待った吉報にふるさとがどんなマチに変わるのか、市民は夢が膨らみます。
7月2日、ファイターズが明らかにした新しい2軍の本拠地は見どころがいっぱい。
スポーツ施設の事情に詳しい専門家は「2つの顔」があるとの見方を示しました。
「外からの観光客向けの施設であると同時に、地域の人たちにとっても愛されるような開かれた施設として計画されているように思った」(日本女子体育大学 上林功教授)
上林教授が観光客向けとしたのは、大きな宿泊施設です。
「JR沿線上に宿泊拠点がまた新たに生まれるというのは、地域の経済にとっても非常にいい影響を及ぼす」
「(来場者がまずエスコンの)北広島に泊まり、今度は恵庭の方にも行って、(宿泊施設に)バリエーションを持たせることで(観光客が)何回も何回もリピートしてくれるような未来像を考えているのではないか」(いずれも上林教授)
地域の人たちにとっての施設は、メイングラウンドそばの「広場」でした。
「グラウンドの方に行くと金網が張っている」
「地域の人たちが普段からここに立ち寄って、グラウンドを見たり散歩したりなどの場所を、手前側の広場で想定している」
「(観光客も地元の人も)ここに来た人たちにワクワク感を届けるようなしつらえに」(いずれも上林教授)
ワクワクしているのは恵庭市民だけではありません。
札幌市でも市民が独自のプランを思い描いていました。
「冬でも野外でジンギスカンを食べられる場所や、冬でもできるキャンプ場とかね」
「おいしいレストランやカフェが(ほしい)。犬を飼っているので、ドッグランがあったら行きたい」(いずれも札幌市民)
