宮城県石巻市にある小学校の工事現場の土などから、国が定める基準の2倍を超えるヒ素が検出されたことが分かりました。市によりますと、これまでに健康被害などは寄せられていないということです。

これは、7月2日に開かれた石巻市議会で明らかになったものです。

市によりますと、今年5月、石巻市立前谷地小学校の体育館の改築工事現場で、杭を打ち込む作業のため掘り起こした土や泥から、土壌汚染対策法の基準の2倍を超えるヒ素が検出されたということです。

土などを再び、埋め戻す前に実施した検査で判明しました。

これまでに市に健康被害などは寄せられていません。

また、周辺に飲料水として使われている井戸もなく、市では「直接摂取しなければ健康への影響はない」としています。

市によりますと、ヒ素が検出された土などは、あわせておよそ3600立方メートルに上り、産業廃棄物として処分にかかる費用は、2億3000万円ほどと見込んでいます。

石巻市教育委員会学校管理課 林伸晃課長
「学校生活に影響が出ないよう、学校関係者、児童の安全対策を第一に、工事を進めていきたい」

市は2日午後7時から、保護者などを対象に説明会を開くことにしています。

仙台放送
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