先週から「はつひめ」の収獲が始まった福島県国見町のモモ畑。
農家の阿部郁さんは「真ん中のお尻の先に、白いポツポツポツって、ちょっと薄く見えるんですけど。こういうのがおいしい証拠」と話す。

国見町を含む県北エリアでは5月にひょうが降り、福島県全体での農作物への被害総額は約6億5000万円にのぼったが、この畑のモモはなんとか被害を免れた。
春先から気温が高く、一定の雨も降ったことから、大きく・甘いモモに育っているという。
阿部さんは「間もなく梅雨明けすると思うので、ますます糖度、甘さが乗ってくると思う。そこの部分をぜひ堪能していただければなと思ってます」と話した。


一方、くだもの王国を脅かすものは他にも…
7月1日に福島県桑折町で開かれたのは、フルーツパトロールの出動式。
桑折町では今年すでにモモの盗難被害が発生しているということで、警察やボランティアなどが収獲の最盛期を前に厳重警戒体制が敷かれた。
福島北警察署の小林健一署長は「生産者の皆さまが丹精込めて育て上げたもの。これを守ることは我々に課せられた使命」と語る。

いよいよ本格化する福島のモモシーズン。
国見町では17年ぶりに新設された選果設備も本格稼働し、「はつひめ」や「日川白鳳」など一日あたり15トン近くのモモが運ばれている。
今後、数々の品種の“モモ出荷リレー”が続くが、特に主力品種「あかつき」は安定した気候の影響で、去年よりも2割ほど多いと予想されていて、消費者にとってもうれしい季節となりそうだ。

福島テレビ
福島テレビ

福島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。