宮城県富谷市の地域活性化事業をめぐる贈収賄事件で、仙台地検は逮捕された市職員と建設会社の元社長について、7月1日、起訴しました。
起訴されたのは、富谷市産業観光課の課長補佐、菅原憲一郎被告(49歳)と、富谷市にある安藤建設工業の元社長、安藤健一被告(50歳)の2人です。
起訴状などによりますと、菅原被告は富谷市新町地区の地域活性化事業などをめぐり、2023年から今年にかけて、便宜を図る見返りに、安藤被告から37回にわたって、30万円相当の飲食や宿泊などの接待を受けた罪に問われています。
2人はそれぞれ、違法性を認識していたということです。
1日、菅原被告と過去一緒に仕事をした経験がある、現役の市職員が仙台放送の取材に応じ、「菅原被告の自分勝手な言動や振る舞いを、気にしている職員は多くいた。今回の事案のようなことが起きるリスクはあると感じていた」と明かしました。
一方、市職員の起訴を受け、若生裕俊市長は「二度とこのような不祥事を起こさない、起こさせないという固い決意のもと、信頼回復に向け、全職員が一丸となって再発防止の取り組みを進める」と、コメントしています。
