1日に発表された土地の価格の目安となる路線価。
上昇を続ける東京の人気エリアを取材すると、地価の上昇を支える魅力があふれていました。

路線価の全国平均は5年連続で上昇。
全国で最も高かったのは41年連続で、東京・銀座の鳩居堂前にある銀座中央通りでした。

一方、路線価の上昇率では長野・白馬村が3年連続全国1位で32.7%。
2位は同じ長野県の野沢温泉村、3位は北海道・富良野市。

外国人観光客に人気のスノーリゾートがトップ3を独占しました。
そうした中、番組が注目したのが東京の真ん中を横断する大動脈JR中央線沿線です。

駅ビルが新たに建設されている中野駅北口広場では22.4%も上昇。
その隣、高円寺駅北口商店街通りは19.8%。
青梅街道が走る荻窪は19.7%上昇しています。

中央線沿線の主要な駅周辺では、路線価が約20%も上昇するエリアが相次いでいました。

東京カンテイ・高橋雅之さんは「中野・高円寺・荻窪あたりも5年前の都心エリア、麻布十番と同水準まで上がってきてる。中央線ももうすでに“億ションエリア”様変わりしてきている状況」と指摘します。

そこで向かったのは高円寺駅から徒歩1分、これまで70年以上地元の暮らしを支えてきた純情商店街。
地価が上昇する街の今を探ってみました。

70代:
(Q.何年住んでいる)52年。若い方がすごく増えた。地元の人より離れたところから来てる人が多いみたい。

実際に高円寺へ移り住んできたという若い世代の声を多く聞くことができました。

関西から・30代:
関西から越してきて、ここ(高円寺)が初めてになるが、物価も安いし、アクセスいいし、JRと丸ノ内線通っているので。

中国から・20代:
治安が良いし、以外とオシャレなカフェもいっぱいある。これ(スイカ)は今日のご飯、安いですよ昼ご飯。430円。

高円寺がある杉並区では、18歳まで医療費が無料となるなど子育て支援が充実。
食材の安さも魅力の1つだといいます。

古き良き街の面影を残しながらも発展を遂げている高円寺。
一方で専門家は、土地の価格の上昇は地域にとって必ずしもプラスではないと話します。

東京カンテイ・高橋雅之さん:
価格が上がれば上がるほど、買える方は限られてきますので、本当は住みたいけども住めないという方は他のところに居住先を探してしまうというところはひとつ懸念すべき点。

FNN
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