焼きたての食パンを分厚くカットし、自家製卵サラダをたっぷりと挟んだ“爆盛りサンドイッチ”。
イット!取材班が訪れたのは、東京・銀座の人気店「喫茶アメリカン」。
ランチタイムににぎわう店内で多くの客が注文していたのが、名物の爆盛りサンドイッチです。
訪れた客は「もうびっくりですね、驚き。(全部は)食べられないと思った」と話します。
しかし今、この店のメニューに欠かせないパン、ハム、卵の値上がりによる“三重苦”が店の経営に打撃を与えているといいます。
喫茶アメリカン オーナーシェフ・原口誠さん:
(仕入れ業者から)なんだかんだ理由言われて、「値上げしますけどいいですか?」と言われて。俺が一人で抵抗してもなんともできない。(メニュー価格を)上げざるを得ない。
夏場はサンドイッチの売れ行きが落ちるため、本来はメニューの価格を秋まで据え置く予定でした。
しかし、食材などの相次ぐ値上げにより、7月1日から各メニューを100円値上げする苦渋の決断をしました。
喫茶アメリカン オーナーシェフ・原口誠さん:
やりたくなかったんだけど秋まで我慢できない状態になっているので、明日から新メニューでやります。パートさんの時給も含めて上げてあげないといけないので、そういう意味ではしょうがない。
長引く物価高の影響などにより、7月から2566品目の食品が値上げとなります。
山崎製パン、フジパン、敷島製パン、第一パンの一部商品は7月1日から値上げ。
伊藤ハム米久も1日から、ハム・ソーセージなど160品目を値上げします。
一方、この物価高の中、消費者の救世主ともいえる存在が、格安でパンの詰め放題を毎日実施している東京・板橋区の「富士食品」です。
制限時間2分で袋いっぱいにパンを詰め込んで税込み190円という驚きの安さ。
ルールの範囲内で1袋に23個のパンを詰め込むことができた男性の姿も見られました。
1個あたり約8円の計算です。
男性は「お店の人は30個の人もいると言っていたので、まだまだです」と話しました。
この店では、小麦粉の仕入れ価格上昇などの影響で、秋ごろに店頭販売のパンを値上げする予定です。
一方で、詰め放題は形の悪いパンや作りすぎてしまったパンを提供しているため、今後も値上げする予定はないということです。
富士食品・小川伊純さん:
物価高でいろんなものを買うのにちゅうちょする時代。ここはいつでも190円の予定なので、お散歩がてら寄ってもらえるような場所になればいいなと思う。
