今月24日、富山市でスクールバスが踏切内で立ち往生した事故について、バスの運行会社は「運転手による安全確認が不十分だった」と市に報告しました。

今月24日の午後4時ごろ、富山市の水橋学園の児童22人を乗せたスクールバスがあいの風とやま鉄道の踏切に入った際、遮断機が下り、踏切内で停車しました。

運転手が踏切の非常停止ボタンを押し、接近していた貨物列車は約400メートル手前で緊急停止し、児童と運転手にケガはありませんでした。

この事故について富山市は、29日にバスの運行会社が提出した報告書の内容を公表しました。

運転していたのは二種免許を所有する50代の男性運転手で、体調に問題はなく、車両の異常もありませんでした。

ただ、会社の聞き取りに対し運転手は踏切に進入する前に、左右確認は行ったものの、警報機の目視を怠った。運転席の窓を開けておらず、遮断機の警報音が聞こえなかった。

などと答えたということです。

また、運転手の心理的な動揺で、「踏切内からの緊急脱出に関する判断の誤り」があったとしています。

あいの風とやま鉄道は、万が一、踏切内に車が止まり遮断機が下りてしまった場合まずは、

1遮断機を車で前に押し出して出ること、2脱輪などで走行が不可能な場合は非常停止ボタンを押して安全な場所に避難してほしいと呼びかけています。

今回の事故を受け、富山市は運行会社との業務委託を見直す予定はありませんが、必要な指導や指示を行うとしています。

30日は水橋学園に通う児童・生徒の保護者説明会が開かれます。

富山テレビ
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