宮城県柴田町で、インド人男性が死亡した強盗致死事件の裁判で、仙台地検は、差し戻し審の無罪判決を不服とし、仙台高裁に控訴しました。
パキスタン国籍で建設会社の元従業員、レフマン・アブダル被告は、2020年、柴田町船迫で、別のパキスタン人の男が金品を奪おうと、建設会社社長のシン・ラカウェンダラさんの首を絞めるなどして死亡させた際、暴行に加わったとされ、強盗致死の罪などで起訴されていました。
この裁判をめぐっては、おととし、仙台高裁がレフマン被告の「通訳による許容範囲を超えた意訳があった」などとして一審の実刑判決を取り消し、仙台地裁に審理を差し戻していました。
6月25日に開かれた差し戻し審の判決公判で、仙台地裁は、共謀を認定せず、無罪判決を言い渡しました。
仙台地検は29日付けで仙台高裁に控訴し、「判決に承服しがたい点があり、是正するため控訴審の判断を仰ぐ必要があると考えた」としています。
