倒木が原因で列車の遅れや運休が増加しているのを受けて、JR西日本は2026年度から山陰エリアでも倒木の恐れがある樹木を一定の範囲でまとめて伐採する「集中伐採」を進める計画を明らかにしました。
JR西日本・貴谷健史山陰支社長:
管内の倒木のなかでも伯備線が多くを占めている。
列車の遅延や運休が生じたことを大変心苦しく思っております。
JR西日本の中国地区管内では、倒木による列車の遅れや運休が近年増加傾向で、2025年度は56件と5年前の4倍に増えています。
このため、JR西日本は特に倒木リスクが高い山間部を走る伯備線を重点対応線区として、線路から約20メートルの範囲の樹木をまとめて伐採する「集中伐採」を2026年度から山陰エリアで実施することを決めました。
具体的な日程や区間は決まっていませんが、作業に伴い、一部の列車を運休することにしています。
伯備線ではすでに2025年度から岡山県内の区間で「集中伐採」が進められているということです。
JRは大雨などの異常気象や沿線の所有者不明の土地の増加などが倒木増加の要因とみて、伯備線沿線では今後、車両から撮影した映像をAIで解析して危険個所を特定するなどして、2030年度には全ての区間で伐採を完了する方針です。
