熱戦が続くFIFAワールドカップ2026。サッカー日本代表は26日、グループステージ第3戦でスウェーデン代表と引き分け、グループ2位で決勝トーナメントに進みました。この試合をずっと楽しみにしていた、秋田市の大学で学ぶスウェーデン人留学生を取材しました。

仲間たちとフットサルを楽しむのは、スウェーデンからの留学生、ルーカス・グレナンダーさん(24)。4月から、秋田市の国際教養大学の交換留学生としてビジネスを学びながらフットサル部に所属するなど、秋田での生活を満喫しています。

練習後、ルーカスさんが仲間たちと盛り上がっていたのは、もちろんワールドカップで母国・スウェーデン代表と日本代表が対戦することについて。

ルーカスさんが「スウェーデンは1対1、または2対2じゃないかな」と話すと、ほかの部員たちは「2対1で日本が勝つ」「3対1で日本が勝つ」と返します。

ルーカスさん:
「厳しい試合になるだろうね。スウェーデンは攻撃はいいけど守りが弱いから。もしスウェーデンが得点したらすごく興奮するだろうね」

「ルーカスはサッカーをしている時もジェントルマン」と話す部員たち。ワールドカップについては「スウェーデンと日本戦の時はバチバチだけど、普段は楽しくみんなでワイワイしながら観戦している」と話します。

練習が終わり、あとは試合観戦を待つばかり、と思いきや、ルーカスさんにはそうはいかない事情があります。

ルーカスさん:
「試合が午前8時から始まるけど、残念ながら午前9時からテストがある。だから最初の方しか観戦できない」

伊藤晴子記者:
「注目の試合を観戦しようと多くの学生が集まっています。私は日本代表のサポーターですが、きょうはスウェーデンのユニホームを着て応援したいと思います」

日本人学生たち:
「頑張れニッポン!」

フィンランドからの留学生:
「頑張れスウェーデン!」

ルーカスさんも登場。前日の夜11時までテスト勉強をこなし、朝7時に起きたそうですが、「緊張する。ピリピリした試合になるんじゃないかな」と試合開始を待ちます。

ルーカスさんは、スウェーデン国歌とともにフィールドに現れた母国の代表選手たちを真剣なまなざしで見守ります。

テレビからの音声:
「2大会ぶりのワールドカップ、スウェーデン。大歓声とともに第3戦が始まりました」

待ちに待った試合がスタート。

開始後まもなくスウェーデンがチャンスをつかみますが、ゴールとはならず、ルーカスさんはスウェーデン語をつぶやきながら落胆します。

ルーカスさん:
「日本は2回大きなチャンスがあったけど、スウェーデンは全くないね」

時間を気にしながら観戦を続けるルーカスさん。

午前8時半を過ぎたころ、選手交代でルーカスさんと同じ名前の選手が登場します。

友人が「ルーカスの兄弟かな」と声をかけると、ルーカスさんは「そうかもね、最強の控え選手じゃない」と笑顔を見せます。

刻一刻と迫るリミット。何とか前半を見届けましたが、テストの時間です。

ルーカスさん:
「もう行かないといけない、悲しい。また試合を見たいけれど、テストは受けなければいけない。頑張れスウェーデン!」

試合の結果が気になるルーカスさんですが、後ろ髪を引かれるようにして寮を出発しました。

無事にテストを終え、試合結果を知ったルーカスさんは「スウェーデンは大会の出場権を得るのに苦戦したので、決勝トーナメントに進んでうれしい」と語っていました。

秋田テレビ
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