鹿児島・指宿市の小学校で、伝統行事である遠泳大会に向けた検定試験が行われた。
約1.5kmを泳ぐ過酷な大会のため、検定では厳しい基準をクリアしなくてはいけない。
今年は小学4年生16人が検定に挑戦した。
クリアできず涙の小学生も
鹿児島・指宿市で17日、少し肌寒い梅雨空のもと小学校のプールに子どもたちが集まった。

この日行われたのは、夏の遠泳大会に向けた検定試験だ。

「知林ケ島遠泳大会」は、指宿市の海に浮かぶ無人島・知林ケ島から田良浜までの約1.5kmを泳ぐ伝統行事。
過酷な大会に出場できるのは、「足をつかずにプールを20周泳ぎ切る」など、厳しい基準をクリアした者だけだ。

今回が初挑戦となる4年生16人が検定に臨んだ
「気合いを出していく」と意気込み十分の子どももいれば、「こわい…」とおびえる子どももいた。
そして、検定スタート。この日に向けて特訓してきた泳ぎを披露した。
しかし、思っていたように泳げず、「がんばったけど、足ついちゃった…」と泣きながら悔しさをにじませる子どもの姿も。
また、「すごいすごい。6周も泳げたんだもん、十分だよ。頑張った自分を褒めてあげて」と慰める保護者もいた。
試験が進むにつれ、1人、また1人とコースの外へ。
悔しさに涙をこぼす子どもの姿もあった。
合格した子どもたちに拍手と笑顔
一方、泳ぎ続けていた子どもたちには、「がんばれー!」「あと一周!」と声援も飛び交った。

そしてスタートから約35分、多くの声援に見守られながら、16人中10人が検定をクリアした。
参加していた子どもたちに話を聞くと、「楽しかった」「足がめっちゃしびれました」と答えていた。
笑顔と涙を見せながら挑戦していた子どもたちの姿に、惜しみない拍手が送られた。
(「イット!」 6月19日放送より)
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