ハンドボールの国内最高峰、リーグHのプレーオフが東京で行われ、香川銀行シラソル香川がリーグ初制覇に挑みました。
決戦の舞台は代々木第一体育館。レギュラーシーズン1位でプレーオフに進んだシラソルは6月13日の準決勝から登場しました。
過去リーグ10連覇を成し遂げたこともあるハニービー石川を相手にシラソルは持ち味の「堅守速攻」で序盤からリードします。
前半で4点をリードしそのまま逃げ切るかに思えたシラソルですが、試合終盤に猛反撃を受け残り1分で追いつかれてしまいます。
残り時間はわずか、守り切ればレギュラーシーズンの上位アドバンテージで同点でもシラソルが決勝進出です。
(香川銀行シラソル香川 下馬場燎選手(25))
「コースの予測は分析していた。「当たってくれ!」と思いながら(手を伸ばした)。(止めた時は)良かった。あしたにつながったというのが一番だった」
シラソルは苦しい戦いながら初の決勝に進みます。
(岸正明記者)
「リーグ初優勝まであと1勝、選手たちが決勝のコートに立ちました。シラソルはスペイン語で「ヒマワリ」を意味します。この大舞台で大輪の花を咲かせることができるでしょうか」
決勝の相手は2025年の女王、ブルーサクヤ鹿児島。2025-26シーズンの対戦ではシラソルの1敗1分けと、決して楽な相手ではありませんが、シラソルは選手全員が初優勝に向けて素晴らしい集中力を発揮しました。
相手の攻撃を止める厳しいディフェンスに、キーパー・比嘉楓も好セーブを連発。攻撃では、堅い守りからパスカットで速攻を決めたり、ポイントゲッターの23番・岡田彩愛、27番・松浦未南の2人がしっかりと得点を重ねていきます。
前半を15対11と4点リードで終えたシラソルは後半に入ってもリードを保ち続けます。
そして、3番の藤井愛子が26点目を奪ったところで悲願の瞬間が訪れました。26対23で勝ったシラソルがリーグ初優勝を飾りました。
(香川銀行シラソル香川 立石恋菜主将(25))
「今までに見たことのない本当に最高の景色で、応援してくれたり支えてくれた人にこの優勝を届けられてうれしい」
(香川銀行シラソル香川 下比嘉楓選手(22))
「優勝をつかみ取った瞬間は実感がなくて、このチームで優勝できて本当にうれしい」
(香川銀行シラソル香川 松浦未南選手(24))
「取れていないタイトルがプレーオフ優勝だけだったので、取れて素直にうれしい」
悲願のリーグ初優勝を成し遂げたシラソル香川。6月20日にはリーグH王者として韓国リーグの優勝チームと韓国での国際試合を行う予定です。