石川ゆかりの選手が2大会連続での追加招集という形でワールドカップのメンバー入りを果たした。けがで離脱することになったキャプテン、遠藤航選手の代わりとして、町野修斗選手が追加招集された。

2大会連続で追加招集された町野修斗選手に、輪島市町野町の住民たちが熱い期待

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住民たちの間では、このニュースはまたたく間に広まった。
「メンバー入りしたよ。遠藤選手には申し訳ないけど」
「ほんなん?良かったねぇ」
そんな声が交わされた輪島市町野町。この地と町野選手の縁は、2022年のカタール大会にまでさかのぼる。

同じ「町野」という名前から、輪島市町野町の住民が「勝手に応援団」と称して町野選手を応援したのだ。

去年6月、地震と豪雨に打ちのめされた町を「笑顔」にしに来た

そんな縁から去年6月、本人が町を訪れ、地震と豪雨で甚大な被害を受けた町野町を元気づけてくれた。マイクを手にした町野選手は、笑顔でこう語った。
「勝手に応援団という、勝手にではないんで、これからも皆さんを笑顔にできるようなプレーと結果で、世界でも日本代表としても戦えるように、毎日頑張っていきたいと思っています」

町野町を訪れた町野選手
町野町を訪れた町野選手

町野選手は先日の代表メンバー発表では落選したものの、思わぬ形でその約束を果たしてくれた。
追加招集の知らせを受けた住民たちの反応は、遠藤選手のケガによる離脱という複雑な思いはありながらも、喜びに満ちていた。
「嬉しいです」
「けがせんと、何とか活躍してほしいです」

さらにある住民は、「町野」という名前そのものへの思いを言葉に込めた。
「町野という名前がすごい私たちにとっては捨てがたい名前なので、学校も(統合で)違う名前になっていますので、町野がだんだんなくなっていくので、何とか頑張って名前を売ってほしいと思っています」

地震と豪雨の被害を乗り越えながら日々を送る住民にとって、町野選手の活躍は単なる応援以上の意味を持つ。

「町野選手のプレーを観ると、うちらも頑張ろうという気持ちにもなりますし、ぜひ、頑張ってもらいたいです」
輪島市町野町では、今回もワールドカップのパブリックビューイングを行うということだ。被災した地域の住民たちが、同じ名を持つ選手の雄姿を一緒に見届ける。その光景そのものが、町野という名前を未来へつなごうとする人々の、静かで力強い意志の表れである。

(石川テレビ)

石川テレビ
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