北海道高等学校総合体育大会バレーボール競技大会は6月12日、函館市の函館サーモン・まるなまアリーナで最終日を迎え、男女の準決勝と決勝が行われた。女子決勝は、前年と同じく旭川実業と札幌大谷の組み合わせになった。
女子決勝はフルセットの激戦となった。第1セットは序盤から互いに譲らず、中盤まで札幌大谷が17-15とわずかにリードを奪う展開。それでも、旭川実業はエース・柳原奈苗選手(3年)がブロックを打ち抜くスパイクを決めるなど逆転。終盤までもつれた接戦を25-23で制した。
続く第2セットは、旭川実業が先行したが、中盤に13-13の同点に追いつかれると、終盤に連続失点。19-25でこのセットを落とし、勝負は最終第3セットにもつれ込んだ。
最終第3セットでは、柳原選手が序盤から2本のスパイクを決めるなど存在感を発揮。7-7と同点の場面でも連続得点を挙げ、チームに勢いをもたらしました。札幌大谷もセッター・高山瑚都選手(2年)を中心に攻撃を組み立てて応戦したが、旭川実業が中盤に4連続ポイントを奪ってリードを6点差まで広げ、25-20で第3セットを奪取。セットカウント2-1で勝利し、インターハイへの出場を決めた。
岡本祐子監督は「春高全国で負けた時から、ここに向けてずっと取り組んできたので、まずは一安心です。選手たちがすごく頑張ってくれて、協力しながらプレーを磨き、日々バレーに真剣に打ち込んでくれた」と選手たちをたたえた。

準決勝まですべてストレート勝ちで勝ち上がってきた旭川実業だったが、エースの柳原選手は、準々決勝後、複雑な胸中を明かしていた。「去年は準決勝から自分の気持ちが落ちてしまって、決勝で負けました。その悔しい思いがあって、今回は絶対負けたくないというプレッシャーが大きかったです」
地元・函館開催の重圧も重なり、ここまでは本来のパフォーマンスを発揮できていないという不安もあったという。それでも決勝当日、柳原選手は「やってきたことを全部出し切って、絶対後悔したくないからやるしかない」と気持ちを切り替えた。
「終盤や劣勢の場面では必ず自分にトスが上がってくるので、そこで決める」。その言葉通り、勝負どころで得点を重ね、優勝に大きく貢献した。全国に向けては「最後のインターハイなので、悔いの残らない大会にしたい」と意気込みを述べた。

また、キャプテンの千葉涼夏選手(3年)は、チームの現状を冷静に見つめている。「日本一を目指せるチームとして、全体の意識や取り組み方をもっと上げていかないといけない」。全国の強豪と戦う中で、「日本一」への挑戦を目標に掲げました。女子のインターハイは8月3日から滋賀県で開催されます。
<女子準決勝結果>
旭川実業 2 (25-17、25-17) 0 札幌山の手
札幌大谷 2 (25-17、25-17) 0 帯広南商
<女子決勝結果>
旭川実業 2 (25-23、19-25、25-20) 1 札幌大谷

