インターハイ出場をかけた島根県高校総体。
5月31日に行われた2026年度のバレーボール男子決勝は、去年の優勝校・安来と、2年ぶりの頂点を目指す松江工業の一戦となった。
連覇か?王座奪還か?
第1セット、安来は、序盤から躍動する3年生エース・原圭太を中心にミドルブロッカーのクイックを織り交ぜながら、相手に的を絞らせない。
さらに、チームスローガン「耐えて勝つ」を体現。
粘りのディフェンスで相手のエラーを誘い、25ー22でこのセット先取。
インターハイ出場に王手をかけた。
第2セット。
安来のエース原が止まらない。
21―17、4点差で、松江工業を追い込む。
しかし、巻き返す松江工業。
4連続ポイントで21-21の同点!となった。
そして…逆転!
ここで松江工業の歩みを振り返る。
松江工業は「王座奪還」に燃えている。
松江工業・佐藤城(きずな)監督:
去年から、続けてなかなか優勝ができていない中で、自分たちにできることは何なのかを一番に思って。
自身も松江工業OB、29歳の若き指揮官、佐藤城(きずな)監督。
チームは去年、県総体、春高県大会、いずれも優勝を逃し、全国切符をつかむことができなかった。
松江工業・佐藤城監督:
自分の母校でもあり、伝統のある工業高校。
思い切って、選手と一緒になって、バレーボールをしていけたらと思っています。
大エース、3年生の伊藤哉汰(かなた)。
松江工業3年・伊藤哉汰(かなた)選手:
上がってきたボールは全部打ち切る心境でやってます。
身長181cm、最高到達点は325cm。
勝利の命運を託されたエースは、ある「宿敵への悔しさ」を募らせている。
松江工業3年伊藤哉汰(かなた)選手:
日々の練習から安来をイメージして練習しているので。
松江工業は、去年10月の春高島根大会から、直近3つの県大会全て準優勝。
いずれも安来に敗れて優勝を逃している。
◆春高(去年10月) ● 1-3 vs. 安来
◆新人戦(1月) ● 0-2 vs. 安来
◆中国予選(4月) ● 0-2 vs. 安来
松江工業3年・伊藤哉汰選手:
とても悔しいです。自分が全部決めて、チームを優勝に導けるように頑張りたいです。
リベンジの想いを一球一球に…
すると…ここから両エースの打ち合い!このセットデュースにもつれ込む。
最後は…
原啓太をブロック!松江工業が、取り返した!
王者が決まるファイナルセット。
前に出る…松江工業。
伊藤哉汰が意地を見せる。
このあと…決勝戦にふさわしい、約1分の超ロングラリー。
最後に射抜いたのは…松江工業、伊藤哉汰。
王座奪還を誓う決勝。
去年の王者を追い詰める!そして…
松江工業・佐藤城監督:
よかった!ほんとに…選手が立派でした。
本当に苦しかったですけど、諦めずにやるって大事だなと。
インターハイ男子バレーは京都府で8月4日に開会式が行われ、5日から競技が始まる。