発災時は電話やインターネットがつながりにくくなり、学校や幼稚園、保育園への連絡が難しくなると予想されるからです。
基本的に、「施設側は、親が帰宅困難者になることを想定し、児童(生徒)が数日間滞在できるだけの設備や備蓄を用意するもの」とされています。
ただし、規模が小さくスタッフも少ない施設だと、発災時の対応や長期滞在が難しいところもあるでしょう。そのため、事前に確認しておくことが大切なのです。
施設側で子供を預かってもらえるのであれば、親は安全な場所に留まることができます。しかし、迎えが必要なのであれば、親のどちらかが帰宅する必要が出てきます。
施設側の対応方法がわかっていれば、事前に発災時の行動について家族で話し合っておけるでしょう。
家族で安否確認方法を共有しよう
子供がスマートフォンや携帯電話を持っていて、校則で学校での携帯が許可されているようであれば、安否確認の方法を共有しておくのもおすすめです。
発災時の安否確認としては、次の方法が挙げられます。
●災害用伝言板・災害用伝言ダイヤル
インターネットや電話回線を通じて保存したテキストや音声を、受け手側がオンライン上で確認できるサービス。事前に使い方を確認しておくと、活用しやすいでしょう。
●三角連絡法
被災地以外の離れた場所に住む親戚や知人を介して、安否や居場所に関する情報をつないでもらう方法。被災地内は回線がパンクしやすいですが、被災地外とであればつながりやすいといわれています。家族内で「万が一のときは、大阪のおじいちゃんの家に電話しようね」と決めておくと安心です。
インターネットが安定しているようであれば、家族のグループLINEで安否を確認し合うという方法でもいいでしょう。
家族の安否を確認できると心が落ち着き、ひとまずそれぞれのいる場所で留まろうと思えるものです。確認方法はひとつだけでなく複数の方法を共有し、優先順位をつけておくと、家族と連絡が取りやすくなります。

