そろそろプールの授業が始まる季節。内灘町の小学校では水泳の授業が、学校ではなく、町内にある屋内温水プールで行われました。その理由は?
スクールバスから降りてきたのは、内灘町の大根布小学校の子どもたち。12日は町にある屋内温水プールで水泳の授業です。
指導するのは学校の先生ではなく施設を運営し、水泳スクールなどを行っている民間の指導員。
と言うのも、大根布小学校のプールは、設置から50年以上が経過し水をろ過する配管などが老朽化。
改修には多額の費用が必要な事から町は、今年度、初めて、町の施設を使った水泳授業を試験的に行うことにしました。
授業では、3年生22人が3つの班に分かれ、それぞれの指導員から水泳用具を使った泳ぎ方や息継ぎせずに泳ぐ練習などを学びました。
子ども:「手をどのくらいまで後ろ下げるとか実際やって見せてくれて分かりやすかったです。一番奥まで足を付かずに泳ぎたいです。平泳ぎで泳いだりクロールで泳いだりするのが楽しかった。(学校は)寒かったり暑かったりするけどこっちは温水プールだから温度がちょうど良かった」
実は学校プールの老朽化や夏の猛暑の影響で水泳授業を廃止する学校が出ています。
しかし海に面する内灘町。水に親しむ楽しさや喜び、水難事故防止にもつながる水泳授業は大切だと考え、今回、民間委託の試験的な運用を始めました。
大根布小学校・中林拓人先生:「比べてみると天候も含め管理しなくていいプロの見てくれる。自分たちは上から子ども様子みて安全できるのでありがたい授業の仕方かなとい思います」
この水泳授業は、11月ごろまで行われます。町は保護者や児童にアンケートとり、学校プールの改修か民間委託にするかを決めるということです。
金沢市でも今年度、市内2つの小学校で民間の屋内プール施設を使った授業を試験的に始めました。水泳授業を民間に委託することで、児童の熱中症対策や教師の働き方が改善されるなど様々なメリットがあるとのことです。