戦前、研究目的で沖縄から持ち出された遺骨の返還に取り組む市民団体は、遺骨を保管している東京大学に返還を働きかけるよう求める陳情を那覇市議会に提出しました。

市民団体「ニライ・カナイぬ会」は、現在の東京大学や京都大学の研究者が戦前に沖縄の墓から無断で持ち出した遺骨の返還に取り組んでいます。

東京大学は2025年12月、沖縄から持ち出されたとみられる遺骨31体を保管していると明らかにした一方で、「関係自治体から大学で保管することが望ましいとする回答があった」として返還に応じていません。

市民団体は、那覇市から持ち出された遺骨について地域や遺族に返されるべきだとして、東京大学に返還を働きかけるよう求める陳情書を那覇市議会に提出しました。

ニライ・カナイぬ会 與那嶺貞子 事務局長:
(遺骨は)盗まれて、一方的に暗い研究室で100年も我慢を強いられている。皆さんのひいおじいちゃんや、ひいおばあちゃんがそういう目にあっていたら、いたたまれないでしょう

市民団体は他の市町村に対しても同様の陳情書を提出する予定です。

遺骨の返還をめぐっては、戦前に現在の京都大学の研究者が今帰仁村の百按司墓から持ち出したとされる遺骨26体が2025年、村に移管されています。

沖縄テレビ
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