福岡県北九州市の公園で飼育されている90頭以上のカンガルーを判別するのに役立つアイテムが登場しています。
北九州市にある「響灘緑地グリーンパーク」。
この場所の魅力のひとつは飼育数が国内最多ともいわれるカンガルーたちで、なかでもオオカンガルーは93頭の飼育数を誇ります。
◆飼育員 植村祥伍さん
「この子がユリーカちゃんですね。この子がラッパちゃん、この子がラナップちゃんです」
カンガルーの顔だけをみて名前を言い当てるのは飼育員の植村祥伍さん。
この植村さん、93頭いるオオカンガルーを顔だけをみてすべて見分けることができるスーパー飼育員なんです。
◆飼育員 植村祥伍さん
「僕は人の顔が違うのと同じように、カンガルーの顔もとらえて見分けている。ちょっとあんまり分かってもらえないです」
毎日カンガルーたちと接する植村さんだけの特殊技能と言えなくもないですが、カンガルーを見に訪れる人たちにも一頭一頭に注目して欲しい。
そうした思いが募った植村さんはついにあるアイテムを制作しました。
◆飼育員 植村祥伍さん
「カンガルーのトレーディングカードを作りました」
植村さんと同じように顔だけで見分けられるようにと作られた顔写真付きのトレーディングカードです。
カードには名前はもちろん生まれた年や特徴、それに好物も書かれています。
今年4月に発売された第1弾は20頭分。
1枚100円です。
◆飼育員 植村祥伍さん
「『一頭一頭見分けたい』という人は以前からいたので、そういった人たちの声も今回のグッズ化につながりました」
このカードで果たしてどこまで見分けることができるのか?
こちらの家族に挑戦してもらいます!
まずはメスの「カップ」。
右目の下に黒い模様があるのが特徴だとありますがー
特徴が一致するカンガルーを早速、発見!
カードと見比べながらじっくり観察します。
はたして「カップ」なのでしょうか。
◆飼育員 植村祥伍さん
「この子はカップちゃんです!おめでとうございます!」
見事見分けられました。
続いて探すのは「クレオ」。
御年21歳で、人間でいうと100歳を超えているそうです。
鼻と耳の付け根の毛が白くなっているのが特徴とありますがー
◆家族
「若い?最高齢っぽくはない?鼻は白い気がするけど…」
探すこと約5分…
◆子ども
「この子やない?この子やない?」
◆飼育員 植村祥伍さん
「この子が…クレオちゃんです!正解です!」
◆母親
「やった~すごいやん」
カードの効果は抜群のようです。
◆母親
「普通だったらパーッと見て、サーッと終わるかもしれないけど、一頭一頭こうやって違いがあって楽しんで探せたし、名前とか分かったら愛着がわくよね」
◆飼育員 植村祥伍さん
「一頭一頭に注目していただくのはとてもうれしい。顔も違えば性格もそれぞれなので、その違いを見て感じてもらって楽しんでいただければ」
第2弾の販売は6月13日から始まるということで、みなさんもこのカードで自分の「推しカンガルー」を探してみませんか?