中東情勢の影響で、企業の間で取引されるモノの価格を示す指数の伸びが、3年2カ月ぶりの高い水準となりました。
日銀が発表した5月の企業物価指数は、前の年の同じ月と比べて6.3%上昇しました。
原油価格が高止まりするなか、ガソリン・軽油をはじめとした「石油・石炭製品」が13.8%上昇したほか、ナフサの価格上昇でポリエチレンなどの「化学製品」も13.4%上昇しました。
銅やアルミなどの供給懸念も広がるなか「非鉄金属」も42.2%上昇し、中東情勢の悪化が幅広い製品に波及し始めています。
日銀は「サプライチェーン全体に価格上昇は広がってきていて、今後の企業の対応や政府の物価高対策の影響を注視していく」としています。