宮崎市フェニックス自然動物園の人気者・マサイキリンのヒマリが、繁殖のため鹿児島市の動物園に向けて宮崎を出発しました。
マサイキリンの「ヒマリ」は、父・トウマと母・コユメの間に生まれた2歳のメスです。弟のシュウマと4頭で過ごしてきました。
(江川琴実記者)
「これからお嫁入りするため鹿児島に向けて出発するヒマリちゃん、慣れ親しんだ宮崎を離れ新たな一歩を踏み出します」
ヒマリは日本動物園水族館協会の管理計画に基づき、種の保存に向けて鹿児島市の平川動物公園にいるオスのマサイキリンのもとに行きます。
(宮崎市フェニックス自然動物園 竹田正人園長)
「日本のマサイキリンのために嫁入りしますから、笑って送り出します」
カメラが近くにあるとヒマリが警戒する恐れもあるため、離れたところから撮影しているとこんな微笑ましい場面が…
(江川琴実記者)
「ヒマリちゃんのために用意された餌を、弟のシュウマが一生懸命食べてしまっています」
ヒマリが輸送箱に入るまで待つこと20分…
(江川琴実記者)
「ヒマリちゃんが今箱に入ったということで、これから職員がその箱にシートを被せます」
移動中に長い首を守るため、シートを被せます。
(江川琴実記者)
「輸送箱にシートが掛けられているんですが、ヒマリちゃんがちょっとバタバタしている様子です、びっくりしているのでしょうか」
ヒマリの入った箱はクレーンで持ち上げられてトラックへ‥
ヒマリは国内に11頭しかいないマサイキリンを未来につなぐ役割を担って、宮崎から鹿児島へ。
トラックに乗せられたヒマリは、職員に見守られて動物園を出発しました。
(キリン飼育員 加治洋一さん)
「やっぱり寂しいですよね。キリンはたくさんいると迫力あるので。若いので元気もよかったのでやんちゃというか元気いっぱいの子でした」
(宮崎市フェニックス自然動物園 竹田正人園長)
「向こうで慣れてもらって、向こうの男の子と一緒になって赤ちゃんができるといいなと」
竹田園長によりますと、ヒマリは午後2時ごろ平川動物公園に到着したということです。