分析によると、アメリカ・ダラスで行われるオランダ戦は95%、メキシコ・モンテレイで行われるチュニジア戦は79%、再びダラスで行われるスウェーデン戦は98%の確率で暑熱環境になると予測されている。
ただし、オランダ戦とスウェーデン戦の会場となるテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアム(大会名称・ダラス スタジアム)は空調管理された屋内型施設だ。
分析も会場周辺の屋外気温をもとにしており、実際の試合環境では暑さの影響が一定程度軽減される可能性がある。
それでも北中米の夏が厳しい環境になることに変わりはない。
雷雨による中断リスクも
懸念されるのは暑さだけではない。
アメリカメディアによると、昨年アメリカで開催されたクラブワールドカップでは、雷の影響で試合が一時中断されるケースが相次いだ。
北米では夏場に激しい雷雨が発生することも珍しくなく、屋根付き会場以外では試合開始の遅れや中断が発生する可能性があるという。
イギリスメディアは、開幕戦が行われるメキシコシティでも悪天候による影響が出る可能性を報じている。
試合の流れを左右しかねない雷雨は、各国代表にとっても予測しづらい“難敵”となりそうだ。
森保監督「十分できた」
こうした中、日本代表は開幕前にメキシコ・モンテレイで事前合宿を実施した。
森保一監督は現地での調整について、「暑さに慣れる、この湿度に慣れていくという部分では十分できたかなと思っています」と語り、暑熱対策に一定の手応えを示した。
モンテレイでは曇りや雨の日もあったが、湿度は高く、選手たちは本大会を見据えた調整を続けてきた。
選手はもちろん、サポーターも要注意
暑さや雷雨と向き合うのは選手だけではない。現地観戦するサポーターにとっても重要なテーマだ。
アメリカやメキシコでは日中の気温が30度を超える地域もあり、現地観戦するサポーターにとって熱中症対策は欠かせない。

試合前後の移動やスタジアム周辺での待機時間が長くなることも予想される。特に遠征先では土地勘がなく、水分補給や休憩のタイミングを逃しやすい。
選手はもちろん、現地で日本代表を後押しするサポーターにとっても、今大会は暑さや突然の雷雨への備えが欠かせない。ピッチでもスタンドでも、「天候との戦い」が続くことになりそうだ。
【執筆:小杉基(フジテレビ報道局 国際取材部デスク)】
