沖縄から鹿児島奄美地方では梅雨前線が活発化。関東でも、梅雨入りから連日、雨が降る天気が続き、2026年は平年より雨量が多くなる予想だ。そんな中、各地で見られたのが、自転車の「傘さし運転」。青切符導入後は反則金5000円が科せられるようになったが、専門家は危険性を指摘する。
梅雨入り以降相次ぐ危険行為
リポート:
前後に子供用のベビーシートをのせ、子供用のシートをつけ、そして左手で傘を差しています。

雨の中、走行する自転車の「傘さし運転」。青切符導入後、反則金5000円が科せられるようになった。
この自転車は傘をさしながら、スピードを落とすことなく歩行者の隙間を縫うように走っていた。
危険な違法行為が梅雨入り以降、相次いでいる。
レインウェアを着て子供を乗せ自転車を利用していた女性は、傘さし運転の危険性を「片手運転を考えられないので、子供乗せていたらなおさらやれないですね。転ばれて巻き添えになってしまうと怖いところがあるので」と指摘する。
2023年5月に実施した傘さし運転の危険性を伝える交通安全教室でのスタントマンによる再現では、風にあおられあやうく転倒しそうになる場面もあった。
専門家「制動距離伸び安定しない」
青切符の対象でもある「傘さし運転」。その危険性を専門家も指摘する。

交通事故鑑定ラプター 中島博史所長:
前のブレーキが後ろのブレーキかどちらかしかかけられない状態になってしまいます。制動距離が伸びる、安定しないという事。
プラス、雨だけだならともかく風が吹いた時には、傘であおられてバランスを崩しやすくなるというような事もありますので。
傘を持って運転するというのは非常に危険なので避けてほしいです。
子供たちの送迎などで自転車を利用する人が多い東京・文京区の貞静幼稚園では…。
リポート:
続々と駐輪場に入ってきます。カッパを着てしっかり雨対策をしています。
スッポリと身体を覆う「ポンチョ」で、子供たちも雨対策バッチリだ。
20代:
雨の日でも自転車で行くようにそのために雨グッズ揃えた。本当は自転車乗りたくないけど…。青切符勉強しました!

自転車の「傘さし運転」は、危険な違反行為。雨の日の運転にはより一層の注意が必要だ。
(「イット!」 6月9日放送より)
