むき出しで捨てられた食べ物や使用済みのフライパン。これは東京都内の河川敷で確認されたゴミだ。こうしたゴミの放置によって起こる、第2の被害を警戒する声も出ている。

ライフジャケット着用せず川へ

利用客のマナー悪化が問題視されているのは、東京・青梅市にある釜の淵公園の河川敷。ここでは、バーベキューやキャンプをすることが認められているが、一方で、直火での調理禁止や、ライフジャケットなしでの遊泳を控えるよう呼びかけられている。

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しかし、26日、現場で取材班が目撃したのは、ライフジャケットを着用しないで泳ぐ人々の姿。
ネパールから来たというグループに事情を聞いた。

ネパールからの利用客:
川入っていたけど、あの、日本来たばっかりなんですけど、なんか日本語がわからなくて…。

グループの代表者は「日本語がわからない数人が入ってしまった」と弁明。川に入らないよう注意すると話した。

ゴミ・炭の放置はクマ被害や火災の原因に

さらにこの場所で特に問題となっているのが、バーベキュー後に残されたゴミの放置だ。

河川敷では、むき出しの状態で捨てられた食材や、放置されたバーベキュー用の器具、禁止されている直火の使用跡も確認できた。特に炭の放置は火災の原因となりかねない危険な行為だ。

こうした状況を少しでも改善するため始まったのが、マナー向上を目的としたボランティアによる見回り活動。地元のボランティアたちが、川で遊ぶ人たちに「気をつけて流されないようにしてくださいね」などと声を掛ける。

――岩の上から飛び込み禁止と書いてあるが。
地元ボランティア:
ありますけど、無視ですね。結構深みになってて、その辺が醍醐味で…。

利用客への呼びかけのほか、周辺に残されたゴミ拾いも行っている。現場には、川遊びで使ったとみられる水鉄砲や空気入れ、さらに、食材が入っていた容器なども残されていた。

特に注意が必要なのが、バーベキューで使ったとみられる炭の放置だ。

――雨が降っても下に熱がこもる
地元ボランティア:
こもっちゃう。
――湯気が。
地元ボランティア:
出てるでしょ。危ないな。炭だからあとで火種残ってたらわかんないね。

また、生ゴミなどを放置することで、クマによる被害の危険性もある。

地元ボランティア:
目撃情報はないけど、この周りがクマの行動範囲ですから。クマだけに限らずイノシシもシカもいるし。結構シカは市内でも出くわすので。
こういうところに(食べ物が)あるのを覚えちゃうと結構ね、クマも楽にエサとれると思うから出回ると思うんで。被害が出てからじゃ遅いですから。

「モラルをもってキャンプ楽しんで」

こうした現状に、地元の住民からも利用客のマナー向上を求める声が聞かれた。

放置されたバーベキューの炭
放置されたバーベキューの炭

地元住民:
そこにもありますけど(使った)網とかね、そのまま残して捨てていく人がいるんで、そういうのはやめてほしいですよね。

地元住民:
去年、おととしとか、結構外国人の方が(多かった)。ルールっていうかモラルを持って、キャンプ楽しんでもらいたいなと思う。

青梅市は現在、周辺住民の影響も考慮しつつ、エリアの有効活用に向け、条例による規制も含めて関係機関と検討を進めています。
(「イット!」7月27日放送より)

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