嘉手納基地でのパラシュート降下訓練が常態化している事を受け、沖縄県は5日、外務省沖縄事務所と沖縄防衛局の責任者を呼び出して抗議しました。
降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で行うとされていますが、米軍は「例外的措置」を理由に、地元の反対を押し切る形で2026年に入って5回訓練を強行しています。
県は5日、外務省沖縄事務所の紀谷大使と沖縄防衛局の村井局長を県庁に呼び出して抗議しました。
宮城嗣吉 副知事:
地元の懸念や要求を全く顧みず、沖縄と在沖米軍との信頼関係を著しく損なうものであることから、極めて遺憾であり、到底容認できるものではありません
沖縄防衛局の村井勝局長は、伊江島の気象条件が厳しい事や、降下任務にあたる兵士の資格を維持するには定期的な訓練が必要と説明し、日本政府として容認する考えを示しました。
宮城副知事は、「アメリカ軍が必要と認めればいつでも訓練が出来ると受け取れる」と日米合意との整合性を指摘しましたが、議論はかみ合いませんでした。