公務員宿舎の共益費を横領し、オンラインカジノなどに使ったとして常習賭博の罪などに問われている裁判官の男の初公判が4日、秋田地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴されているのは、新潟簡易裁判所の裁判官・森本暁史被告(52)です。

起訴状などによりますと、森本被告は2023年4月から2025年5月までの間、秋田・横手市にある国家公務員合同宿舎の共益費278万円余りを横領し、その一部をオンラインカジノに使ったなどとして、常習賭博や業務上横領などの罪に問われています。

4日の初公判で森本被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。

一方、検察は「被告は5000万円以上をオンラインカジノに費やし、違法性を認識しながら賭博を繰り返した。業務上横領の常習性も根深く、悪質である」として、懲役3年を求刑しました。

これに対し、弁護側は「社会的制裁も受けていて立ち直り可能。再犯の懸念はない」などとして執行猶予を求め、結審しました。

判決は7月23日に言い渡されます。

なお、森本被告は最高裁判所から訴追請求されていて、裁判官訴追委員会は「調査・審議を行い、弾劾裁判所に訴追するかを決定する」としています。

秋田テレビ
秋田テレビ

秋田の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。