『75%』これは昨年度に全国で起きたクマによる人身被害のうち東北地方と新潟が占めた割合です。相次ぐクマの出没や人身被害を防ぐため、東北6県と新潟県、そして国が合同で対策会議を開きました。
福島市で6月2日、男女4人が襲われるなど、今年も相次ぐクマによる被害。
昨年度、全国で216件発生したクマの人身被害のうち75%を占める東北地方と新潟県、そして国が3日、ツキノワグマ対策に関する初会合を開催。
【環境省東北地方環境事務所 東岡礼治 所長】
「総力を挙げてクマ被害対策パッケージ、クマ被害対策ロードマップに基づく対策を迅速かつ確実に推進していく」
会議では各県の取り組みが紹介されたほか、クマの生息情報や出没状況の共有、保護管理の方針の検討などを進め、広い範囲を移動するクマに連携して対応していくことを確認しました。
【環境省東北地方環境事務所 東岡礼治 所長】
「クマの個体群の規模が大きく、人との軋轢が出ている地域、個体群については捕獲目標数を設定し、積極的に個体数を減らしていく、管理をする」
昨年度目撃、痕跡の報告数が過去最多を記録した県内。
今年は5月末までに去年の同じ時期よりも46件多い222件の目撃・痕跡が確認されています。
人身被害を防ぐためにも会議で示された正確な個体数の把握・管理の重要性が増しています。