台風6号が6月上旬という異例の早さで和歌山県南部に上陸し、太平洋側では記録的な大雨をもたらしました。新潟県内でも雨風の影響を受けた今回の台風。石黒菖気象予報士は本格的な梅雨シーズンを前に改めて避難行動の確認を呼びかけています。

今回の台風6号は、2日夜のうちに太平洋側へ進み、3日の明け方に和歌山県南部へ上陸しました。6月上旬の上陸は「統計史上4番目の速さ」であり、「真夏に多いルート」で、この時期としては極めて珍しい進路をたどりました。

今回の台風が上陸した和歌山県では、氾濫特別警報(レベル5)が発表されました。この機会に、改めて5段階の警戒レベルと取るべき避難行動を整理しておきましょう。

特に気をつけたいのが、「レベル4までの避難が重要」という点です。レベル5の特別警報が出た時点では、すでに災害が発生していたり、直前の状況であったりするため、そのタイミングで避難しようとするとかえって危険な可能性があります。

また、自分たちの住む地域にどのような災害リスクがあるかを、今のうちにハザードマップで確認しておくことも大切です。

気になる新潟県内の梅雨入りについては、この先、周期的に天気が変わる見通しで、雨の降る日はあっても長くは続かない予想です。今年の梅雨入りは平年くらいか、それより少し遅くなってくる可能性もあります。

梅雨入りの時期にかかわらず、大雨への備えは欠かせません。警戒レベルの意味を家族で共有し、避難場所や避難経路をハザードマップで確認するなど、今のうちに準備を整えておきましょう。

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。