書店を取り巻く環境が厳しさを増す中、大分県大分市にある書店が6月1日から24時間営業を始めた。

通常の営業時間は午前10時から午後10時で、これに加え午後10時から翌朝10時まで、無人で営業する。 書店の狙いとは…。

無人営業中はQRコードを読み取ると入店可能に

24時間営業を始めたのは大分市にある「明屋書店 高城店」だ。

利用するにはLINEの友達追加が必要で、無人営業の時間はこちらに設置されたQRコードをスマートフォンで読み取るとドアが開いて、入店することができる。

購入できるのは書籍や文房具、そして雑貨。

会計はセルフレジで行い現金やクレジットカードのほか電子マネーも一部利用することができる。

訪れた客は「時間関係なく本屋に寄れるのは便利になる」と話していた。

明屋書店 高城店(大分市)
明屋書店 高城店(大分市)
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24時間営業導入は「狙いは新たな層の掘り起こし」

明屋書店では24時間営業をすでに愛媛県などで始めていて高城店が4店舗目となる。

それでは、なぜ営業時間を24時間に拡大したのか。狙いは新たな層の掘り起こし。

明屋書店取締役の中島宣晃さんは「学校や仕事の行き帰りでお客さんに使ってもらえるような利便性の高い書店を目指して今回導入した」と述べた。

明屋書店 高城店(大分市)
明屋書店 高城店(大分市)

大分県内の書店数は10年で約40店舗減少

インターネットの普及などで取り巻く環境が厳しい書店。県内の店舗数は2015年の144店から、2025年は105店舗に減っている。

本離れが指摘される中、明屋書店では24時間営業にすることで昼間は立ち寄ることが難しい人などを書店に呼び込みたい考えだ。

ーー明屋書店 取締役中島 宣晃さん
「一番はお客さんに時間を気にせず書店に来てもらって本に触れてもらうというところが目的。結果的にそれが売り上げに繋がれば非常に嬉しい」

明屋書店では「今後、夜間の来店頻度などを分析しながら他の店舗への展開を検討したい」としている。

明屋書店 高城店(大分市)
明屋書店 高城店(大分市)
テレビ大分
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