台風6号の接近に伴い、福島県でも浜通りや中通りを中心に6月3日から激しい雨や暴風への注意が呼びかけられている。
■トマト農園で台風に備え
トマトを生産・販売するいわき市の助川農園では、資材を屋内に移動させるなど台風への備えを進めている。菊田の郷助川農園の助川正克さんは「周りに降った雨がここに集まってきて、あっという間に水位が上がってきてしまうというのが今までの事例なんで」と話す。
3年前、いわき市を中心に大きな被害をもたらした線状降水帯により、この農園でも農業用ハウスの中に水が流れ込み、植えたばかりのトマトがほとんど枯れてしまった。助川さんは「雨は根っこが水に浸ると一気に酸欠が来ますんで、入口にビニールで密封をして、そのビニールが動かないような土嚢対策をして、防げるといいなと。きょうも日にちいっぱいかけて全部のハウスやろうと思っています」と話す。
■浜通りと中通りで大雨と強風に警戒
「最大風速、最大瞬間風速を維持しながら進んでいくと予想しております」
福島地方気象台によると、3日午後6時までの24時間での予想降水量は、浜通りや中通りの多いところで100ミリなどとされている。
また、3日は浜通りや中通りで最大瞬間風速30メートルの非常に強い風が予想されている。
■新たな防災気象情報の確認を
新たな防災気象情報に照らし合わせてみると、3日の昼ごろから4日の午前中を中心に河川の氾濫・大雨・土砂災害は「警戒レベル2」の注意報が発表される可能性がある。
また、予想よりも雨や風が強まった場合、避難に時間がかかる人は早めに避難を始める「警戒レベル3警報」や危険な場所から全員避難する「警戒レベル4危険警報」が発表される可能性もあるため、新たな情報ごとに取るべき行動を事前に確認を。
また、河川の氾濫については、夏井川など県内の6つの河川が対象となるが、その他の河川では、大雨注意報・警報などで洪水の注意・警戒を呼びかけるようになっている。
接近する台風6号…皆さんも今のうちに新たな防災気象情報の見直しを。