愛知県が南海トラフ地震の被害予測を12年ぶりに見直し、災害関連死だけで最大およそ8400人となることを明らかにしました。
愛知県が公表した被害予測によると、マグニチュード9を超える理論上最大モデルの地震が発生した場合、豊橋市では6分で津波が到達し、田原市には最大20.2mの津波が襲うとしています。
死者はおよそ2万7000人、全壊する建物はおよそ36万7000棟で、建物の耐震化が進むなどした結果、前回の予測よりも減少しています。
最新の地盤モデルで計算したため、震度6強以上の範囲や、液状化危険度の極めて高い範囲が拡大しています。
一方、過去最大規模であるマグニチュード8.9程度の地震の想定では、初めて災害関連死について試算し、最大でおよそ8400人が死亡するとしています。
被害予測を受けて、県は建物の耐震化や堤防の整備などに加え、避難した人の生活環境の確保などに取り組むとしています。