福井市成和の業務用厨房機器販売・施工業者「畑中厨房」が事業を停止し、破産申請の準備に入ったことが分かりました。
民間の調査会社・東京商工リサーチ福井支店によりますと、同社は1954年に創業し、当初は肥料や油脂などの販売を手掛けていました。
その後、業務用厨房機器の販売・施工に業態転換し、大手メーカーの福井県総代理店として県内のホテルやレストラン、病院などの厨房レイアウトや機器販売で実績を上げ、1994年9月にはショールームを備えた新社屋を建設。ピークとみられる1996年12月期には年間5億2300万円の売り上げを計上していました。
しかし、外食産業の新規出店抑制や他社との競合で受注環境が悪化し赤字を散発するようになり、2021年12月期には4400万円の赤字を計上、債務超過に陥りました。
2022年12月期には債務超過から脱却し黒字経営を続けていたものの、2026年に代表者が死去。現在の代表が事業を継承しましたが、事業継続を断念し今回の措置に至ったとみられます。
負債総額は現時点で明らかになっていません。